鍛造品が使われているもの

私たちの暮らしを支える鍛造品私たちの暮らしを支える鍛造品

私たちの暮らしを支える鍛造品

鍛造(たんぞう)とは、金属をたたく(鍛える)ことによって成型する加工法です。成型の過程で結晶が整い、気泡などの内部欠陥が圧着されることで、金属が強くなります。このことはなんと約6000年前から知られていて、鍛造品は長い間私たちの暮らしを支えてきました。

歴史のある加工法ですが、科学技術の進歩によって、より精度の高い製品の加工が可能になっています。このページでは、私たちの生活の中で鍛造品が使われている例をご紹介します。

身近な刃物から航空機の部品まで

金属を鍛えて強化した鍛造品は、強度が必要なあらゆる場面で使われています。身近なところでは台所に必ずある包丁にも、昔ながらの手打ち鍛造技術が使われているものがあります。女性を華やかに彩る装飾品の多くも、鍛造の技術が用いられています。

また、大空を飛ぶ航空機は、人の命を守るため丈夫でなくてはいけません。そんな役割をもつ航空機や自動車の部品にも、鍛造品がたくさん使われています。

鍛造品の使われる場面 鍛造加工品例
産業機械 カップリング、ベアリングレース、フック、バルブなど
農機具 耕うん機の爪、コンロッド、ギヤ、クランク軸など
工具 かんな、のみ、スパナ、ペンチなど
自動車 コンロッド、クランク軸、ギヤ、クラッチハブ、タイヤホイールなど
電車 主軸、歯車、レバー、コンロッド、クランク軸など
航空機 ジェットエンジンの回転部品、胴体フレームなど
台所用品 包丁、フォーク、ナイフなど
装飾品 指輪など

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